リスクがあることを知っていますか

昔のオフィスワークは、紺色のベストとスカートが定番の制服でしたが、最近では様々なバリエーションが出来ました。
自社のキャラクターを取り入れたデザインや小物使いに加え、スカートとパンツスタイルを選べる物まであるので、社員からも人気を得ているようです。これだけのバリエーションを揃える為には当然コストがかかりますが、それでも定期的にデザイナーを雇ってモデルチェンジする企業も多いのが現状のようです。なぜなら、制服を着た従業員の対応がいいと言うのは、他のどんな広告よりも企業のイメージをアップさせるので、コストがかかるよりメリットの方が大きいからです。なので仕事の一環として制服のままゴミ拾いやボランティア等を行い、より企業イメージをアップさせる様に努めている会社が多いそうです。
しかしその一方で、誰が見てもどこの社員なのか一目で分かると言うことは、いいことだらけではありません。たとえば、急いでいるからと赤信号を渡ったり、順番待ちの列で嫌な顔をしてしまったりといった場合もどこの社員がやっているのか一発で分かってしまいます。ネット社会の現在は、社名の分かる服装で悪い行動をした人がネットで拡散されたら、あっと言う間に悪評が広がってしまいます。そうなると従業員の教育不足と言うことで会社の姿勢が問われるので、不買運動が起こって利益が低下すると事態も起こしかねません。その為各企業では、社名の分かる服装で外出する時は、十分に気を付ける様社員に注意を促しているところが多いようです。中には、外へ出る時には上着を羽織るか着替える等して、社名を分からない様にするように義務付けている会社もあるようです。

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